コロナ禍の中、日々感染のリスクを負いながら働いている看護師さん、保健師さん、助産師さん、心からの感謝と敬意を表します。ワクチン接種が始まりましたが、未だ終息の兆しは見えず人一倍不安な日々をお過ごしだと想像します。私も県内の救急病院で働いており、救命と感染の狭間でジレンマを抱えながら患者さんの命と向き合ってきました。共に戦っている仲間の精神的疲労が蓄積しているのを痛烈に感じ、このままでは大切な仲間が壊れてしまう、自分に何かできないかと考え、この事業を設立することにしました。精神を擦り減らし奮闘されている皆さんに、「一つでも多くの笑顔を届けたい」それが私の思いです。
私は救急の世界で多くの経験することができました。鹿児島県ドクターヘリでのフライトナースもその一つです。救急は如何なる状況にも対応しなければなりません。つまり、如何なる状況にも対応できる「準備」をすることが大切なのです。日常では想定し難い「救急」という状況を皆様と共に考え、最良の「備える救急」を皆様にご提案させて頂ければと思っています。
Flying Nurse Kagoshima 代表 永橋 浩佑